年度末ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?私は確定申告でドタバタした3月でしたが何とか終わり一段落です。

私の今住んでいるアパート付近に野良犬がいます。週末、買い物の帰りにその犬に遭遇しました。餌を欲しそうにしていたので、食べかけていたみかんをあげましたがまったく食べません。私はその犬の気持ちを忖度し買ったパンをあげました。するとゆっくりと食べ始めました。みかんが嫌いだったのでしょう。

動物はしゃべれないので行動や表情を見て忖度しなければなりません。人間はしゃべれますが、その言葉の裏にある真意は行動や表情などから場の空気を読んで忖度しなければなりません。ほんと忖度は難しいです。

 

さて、相続税の納税方法に「延納」という方法があります。

相続税は納税期限までに現金で一括納付が原則ですが、金銭で納付することが困難である場合には、納付困難な金額を限度として年賦で納付することができます。

 

年賦の期間は相続財産のうち不動産の占める割合によって5年から20年とあります。不動産の占める割合の大きいほど期間は長く設定できます。

また、延納している期間中には利子が発生します。利子も相続財産のうち不動産の占める割合によって異なります。

 

延納の適用を受けるには申告期限までに、関係書類を作成して提出しなければなりません。また、延納の申請をしても却下される可能性もありますので、早めに延納をするかどうか決めて関係書類の作成に取りかかった方が余裕のある申告ができてよろしいかと思います。